イベントEvent
室根神社特別大祭「マツリバ行事」
10月23日〜10月25日
室根神社特別大祭は、「室根神社祭のマツリバ行事」として、昭和60年(1985年)に国の重要無形民俗文化財に指定された。1300年の古式を今に伝える、東北三大荒祭りの一つとして名高い祭りである。
祭りは故事に則り、旧暦の閏年の翌年にのみ開催される習わしとなっている。
開催期日は、正式には旧暦の9月17日・18日・19日に執り行われることになっていた。しかし、長きにわたり受け継がれてきた神役の世襲制を維持することが難しくなりつつあることから、平成19年の大祭より、旧暦にできるだけ近い10月最終週の金曜日から日曜日に変更されている。
祭りを構成する「神役」と呼ばれる人々は、室根地域に限らず、一関市内の大東町、千厩町、川崎町をはじめ、岩手県大船渡市、宮城県気仙沼市など、室根山を中心とする広域に散在している。
祭りの始まりは、今から約1300年前の養老年間に、紀州熊野大社(現在の和歌山県田辺市本宮町)を出発した御神霊が、宮城県気仙沼市唐桑町の沖合から陸揚げされ、当地に鎮座したことに由来する。このため、現在においても祭りの初日に唐桑湾で「御塩汲み」と呼ばれる行事が行われる。
また、室根神社特別大祭のクライマックスである神輿先着争いは、「本宮」「新宮」と呼ばれる二基の神輿が、3日目の午前4時から、室根神社から麓の「マツリバ」を目指し、暗闇の参道を、陸尺(ろくしゃく)と呼ばれる神輿の担ぎ手が駆け下る。神社での「御魂移し」の後、これらの神事の取り仕切りは、神職から「陸尺頭取(ろくしゃくとうどり)」と呼ばれる神役に委ねられる。以後、祭りの進行に関する権限は陸尺頭取に一任され、何人もその下知に従わなければならない。
陸尺頭取の差配のもと、参道を下った二基の神輿は、五穀豊穣を願う人々の思いを込め、マツリバに設けられた「御仮宮」へと遷す。
古の人々は、この先着争いの着順によって、その年の作況を占っていたとも伝えられている。
また、伝承により、室根にたどり着いた神様を迎え、無事に勧請の護衛役を果たした地頭衆の末裔とされる「荒馬先陣」の勇壮な騎馬行列や、江戸時代に祭りへ華を添えるため、当地の大名が肥後細川家の参勤交代を模して造らせた「袰先陣行列」、土地の名主や有力者が祭りを彩った「袰祭り」、勧請された熊野神の母君を祀る「御袋神社」、奏上役を務める「大先司」などが神に付き従い、御仮宮では舞姫による優雅な舞が奉納されるなど、壮大な歴史絵巻を再現するその様は、「圧巻」の一言に尽きる。
【23日(金)】
・袰祭、南流神社参詣(午後2時~/南流神社)
【24日(土)】
・大先司、御袋神社、荒馬先陣、袰先陣、袰揃い(午後2時~/祭場)
・御仮宮祓い~忌夜祭(午後10時~/祭場、神社)
【協賛行事】
・室根大祭登山マラソン(午前8時30分~/きらめきパーク~室根山頂)
・創作太鼓フェスティバル(午後3時~/きらめきパーク体育館)
【25日(日)】
・荒馬先陣町内巡行(午前1時30分~/JAスタンド付近、折壁町内)
・御魂移し~神輿御下り(午前4時~/神社)
・神輿先着争い~仮宮遷宮(午前7時15分頃~/折壁町内、祭場)
・大先司、御神馬、御袋神社、荒馬先陣、袰先陣、袰 馬場巡り、舞姫舞奉納(午前8時~/祭場)
・祝詞奉上~神輿還幸(午前9時30分~/祭場、折壁町内)
基本情報
- 連絡先
- 室根大祭協賛会(一関市役所室根支所産業建設課)
- 開催地
- 一関市室根町折壁 マツリバ、町内
- 開催時間
- 令和8年10月23日(金)~10月25日(日)午前10時頃まで
- 電話番号
- (0191)64-2111
- FAX番号
- (0191)64-2115
- ホームページ
- https://muronetaisai.com/
- 料金
- 無料
- 交通アクセス(JR・バス・徒歩)
- JR大船渡線折壁駅下車~徒歩10分
岩手県交通バス気仙沼駅行き 一関市役所室根支所前または室根山登山口下車 - 交通アクセス(車)
- 国道284号線を室根町折壁地内へ
(一関支所室根支所に特設駐車場あり)


