プレミアム体験Experience

一関・平泉バルーンフェスティバルが
毎年秋に開催される一関では
1年を通して、市内各地での
熱気球係留体験搭乗会が行われます。
長いロープでつながれた熱気球に乗り、
上空から約20mの高さを
体験することができます。
バーナーの熱気を身近に感じながら、
いつもは見られないプレミアムな
景色をお楽しみください。

熱気球の大きさに圧倒

係留体験搭乗会は、比較的風の吹かない早朝に行われます。
平成28年に市民ボランティアが集まって設立した
熱気球クラブ「一関・平泉黄金の國バルーンクラブ」
により立上げ準備が進められ、
いち早く会場に来たお客さんと一緒に
準備をすることもあります。
早朝の静けさの中、バーナーから勢いよく吹き出す炎。
見る見るうちに立ち上がる熱気球の大きさに圧倒されます。
エンジンなどの動力を持たず、
音を発するものは空気を温めるためのバーナーのみ。
パイロットがバーナーを操縦して空気を温めることで上昇し、
風に乗って移動します。

係留体験搭乗では、
熱気球「黄金の國一関・平泉号」に乗り、
普段は見ることのできない「鳥の目線」を体験できます。
約5分間、バーナーのゴーッという
迫力のある音と炎の熱気を 間近に感じながら、
いつもは見られない上空からの風景を
お楽しみいただけます。
ふわっと宙に浮く感覚は非日常。
浮遊体験と絶景の感動は
プレミアムな思い出となるでしょう。
自然と一体になる熱気球体験に出かけませんか?

上空から見る景色は圧巻です
気球と一関の意外な繋がり

気球と一関の繋がりは江戸時代にまで遡ります。
一関出身の蘭学者「大槻玄沢」は、
ロシアで目撃したバルーン飛行を、
日本で初めて「気球」という言葉を使って、
著書『環海異聞(1807年)』 のなかで説明しました。
そして200年以上経った現代、玄沢の出身地である一関市で
一関·平泉バルーンフェスティバルが
開催されています。

ボランティアから始まった
パイロットへの道

一関・平泉黄金の國 バルーンクラブ
パイロット 小岩俊彦さん

 知人からのお誘いで市民ボランティアとして参加したのが熱気球との出合いでした。熱気球の知識はまったくなかったのですが、活動をしていくなかで、どうやって飛ばすんだろうとか自分で熱気球を飛ばしてみたいとか思うようになったことが、パイロットを目指すきっかけだったと思います。バスケットに初めて乗り、バーナーをたいて、熱気球が膨らんで上がっていくとき、シンプルに「気持ちいいな」と思ったんです。たくさんの方々にこの気持ちを感じてほしいなと思いながら、活動をしています。

一年中熱気球が飛ぶ
子どもたちが誇れる町へ

一関・平泉黄金の國 バルーンクラブ
パイロット 千田修一さん

 私がパイロットを目指すきっかけになったのは、ある日の仕事帰り、競技をしている沢山の熱気球が飛んでいるのを偶然みかけたことでした。車を停めて熱気球が空に浮いているところに見とれてしまい、もともと空や海に憧れていたこともあり、自分も操縦してみたいと思いました。そんな時にボランティアスタッフ募集の記事が目に留まり、クラブの仲間に入れてもらいました。

 様々なイベントに参加するようになり、沢山のお客さんの笑顔にふれるたび自分が生き生きとしているのを実感し、のめり込んでいくのが分かりました。こんな素敵な熱気球がいつも一関で浮かんでいたなら、きっと子供たちも自分の町が誇らしく思えるのかなと思います。一年中熱気球が飛んでいる一関にできるよう活動していきたいです。

体験の後は
こちらもオススメ

一関と気球の関係を知る (一関市博物館)

日本で初めて「気球」という言葉を使って紹介された大槻玄沢の著書、『環海異聞』も展示されている一関市博物館。気球と一関の不思議な関係をお楽しみください。

空が大好きなあなたへ (MAPSパラグライダースクール)

室根山山頂から高度差700メートルの空中散歩が楽しめます。 練習場(牧場)での半日体験コースもございます。空が大好きなあなたの飛びたい夢を叶えてくれます。

一関の秋の風物詩バルーンのお祭り(一関・平泉バルーンフェスティバル)

熱気球競技は早朝からスタートしゴール地点を目指して移動します。また、係留体験搭乗や、夜に開催されるバルーンイリュージョンなど圧巻の光景を見せてくれます。

前のページへ戻る